診療関連」カテゴリーアーカイブ

老視矯正眼内レンズ

眼科医会の会報誌「日本の眼科」の8月号に、白内障手術で眼内に入れる多焦点眼内レンズ(多焦点IOL)の言い方が、海外では老視矯正眼内レンズ(老視矯正IOL)という言い方に変わってきているとの解説がありました。日本での眼科のホームページを見ますと、まだ多焦点IOLの言い方が普通のようでした。60歳以上... 続きを読む

フェイスシールド

フェイスシールドをつけて外来顕微鏡での処置(涙のう洗浄)をしてみました。目からシールドまで少し距離があるので、顕微鏡の視界が狭い!やってる途中からグっと押し付けて目との距離を近づければ良いことに気づき、今後はこれで出来そうです。今はいたるところで見かけますね。フェイスシールドつけての飲み会とか。 ... 続きを読む

緑内障の新しい配合剤

ここのところ新型コロナウィルス対策の方ばかりで、新薬の方は出ることもほぼ忘れておりました。全くの新薬ではなく、既存のアイファガンとエイゾプトの配合薬です。昨年末の投稿のように、日本で発売されています配合剤のすべてにベーター・ブロッカー(β-blocker)が含まれてますが、今回のは初のベーター・ブ... 続きを読む

学校再開後の視力

新型コロナウィルス感染者の少ない地域では、一部学校が再開されたようです。埼玉県は東京同様まだまだで、3月から2ヶ月以上も学校の休みが続いてます。休みがこんなに長いと、子供に対するさまざまな影響が心配ですよね。どうしても家の中にいる時間が多く、テレビはまだしも携帯型ゲームやネットでの動画を長時間見る... 続きを読む

マスクの再滅菌2

不織布マスクをオートクレーブしてみたところ、職員の使う普通の不織布マスクは鼻のところのワイヤー部分が溶けて縮んでしまってほぼ再使用不可。N95マスクの方は、見かけ上ほぼ何ともなし。ただ、マスク本体のフィルター部分の劣化は分かりませんね。鼻部分のワイヤーは金属ならオトクレーブの温度くらいなら溶けない... 続きを読む

新型コロナウィルス

新型コロナウィルスの感染拡大が続いてますが、感染した場合どの程度の割合で肺炎にまで進展するのかが気になります。過去に一度だけ軽度の肺炎になった事があり、発熱は38度台であったもののそれまで経験した39度以上発熱した風邪・インフルエンザの時とは何かちょっと違うぞ、と思いました。感染しても上気道感染で... 続きを読む

久しぶりに異所性睫毛

まぶたの裏の粘膜にまつ毛が出てる例が以前もありましたが、今回久しぶりに経験しました。前回は2年前で、1年に1人はまず見ない、2~3年に1人かなあといった感じでしょうか。今回は白目の充血と傷があり点眼薬で2回目で改善、3回目診た時に充血はなくなっていてもまだ引っ掻き傷みたいのがまだ残ってる。何だろう... 続きを読む

アレジオンLXの謎

抗アレルギー薬のアレジオン点眼薬に1日2回の点眼でよいという上記製品が出ます。今まで1日4回のところ半分の2回となって使い勝手向上ですが、製薬会社の担当の方からいただいた説明パンフレットにはなぜ2回でOKとなったのかの記載が特に見当たりません。同じ製剤で回数が減る場合は、液をゲル化して長く眼球に留... 続きを読む

緑内障の新しい点眼薬

緑内障の眼圧降下点眼薬の新しい配合薬が12月に出るそうです。アイファガンとチモプトールの配合薬で、アイベーターとの事です。新しい点眼薬で選択肢が増えるのはもちろん良いのですが、日本で今発売されています配合薬のすべてがベーターブロッカー入りです。ベーターブロッカーは、心疾患や喘息などの呼吸器疾患があ... 続きを読む

はやり目の検査キット

はやり目のアデノウィルス検査キットですが、以前から下まぶたの裏を血が出るまで強くこすり取る、それくらいしないとなかなか陽性には出ないと言うのが常識だったと思います。9月以降アデノウィルスの検査キットで1人だけ陰性に出たのは、やってる途中でご本人が痛いとのことで少し出血したあたりでやめてしまった人で... 続きを読む