加齢黄斑変性の病名

病名に「性」とか「症」をつけるかどうか。

まず、代表的な疾患名で糖尿病網膜症がありますが、自分が眼科医になった頃は糖尿病性網膜症と言ってました。いつの頃か「性」を抜けて呼ぶようになりましたが、一体何でなのだろうか?と。今はもう慣れて「性」は必ずしもいらない物だと認識してますが、性があると意味があいまいでかえって誤解を招く、無い方が適切という事なのでしょうか?

加齢黄斑変性ですが、最近どうも最後の「症」はつけないようです。当院のホームページにもそうなってます。診療情報提供書を記載する際、症は無いんだよなと思いましたが、電子カルテの登録病名を見ますとは加齢黄斑変性症となっており、症を入れてしまいました。登録病名というのは当院で勝手につけてる訳ではなく、公的に登録されてる病名です。と言いますか、病名は登録されている物以外は入力できず、あれ何でこの病名無いの?と思う事が今まで何度かありました。確認してないですが、もしかしたら手動で病名をつける方法があるのかもしれません。