1月中にもう花粉症の症状が始まったと言う方が数人来院されてました。まだまだ寒くて、もう花粉症なのか、早いなと思いましたが、2月中旬の今はさすがにそこそこ来院されています。
眼科は、目のアレルギー性結膜炎だけの症状ですと必ずしも抗アレルギー薬の内服は出さないのではないでしょうか? 目の症状はステロイド点眼まで出せば大体症状は収まる事が多く、勤務医時代はあまり内服まで出した記憶は無いです。
開業してからは、、、? 出してます。これだけ花粉症の罹患率が高い(国民の1割〜2割)、と仕方ないかと思います。
鼻は耳鼻科で、目は眼科で、全身症状はアレルギー科・内科でって言ってましたら全部の症状が出る人は1人で2科も3科も回らないといけないですよね。その都度初診料も取られますし、時間もかかりますし、医療費がすごいことになりそうです。
内服はさておき、眼科医にとって点鼻薬は?余裕のある時は、1回目は耳鼻科で出してもらった方が良いのではと言ってますが、花粉症のピーク時はそういう訳にも行かず、一応出しますが具合悪ければ耳鼻科に必ずかかるように言います。だって、鼻の所見は眼科医には取れないですので。逆も言えますね。目の所見は内科医や耳鼻科医には取れないはずで、ステロイド点眼で眼圧が上がることもありますし、アレルギー素因が強い人は出した点眼薬によるアレルギーが出ることも決して稀では無いと思います。